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有吉玉青「身がわり」

有吉玉青「身がわり」

副題に「母・有吉佐和子との日日」とあるように、大流行作家の娘さんが書いた自叙伝

正直言って、残念ながら、面白い

口惜しさも入り込んでおります

有吉佐和子の娘という宿命か呪縛かは良いとして、幼年時代、その役回りが厭だと強く感じながらご立派に成長なすったのは、見事という他ない

書いてある内容はどうでも良いようなことばっかりなのに、読んでしまう

鼻持ちならない部分も多々出てくるが、面白いと感じされるのは、母・有吉佐和子の人間性に依るところだと思う

かなり凝り性だったようで、娘が高校生の時、高校野球に入れ込むbaseball

甲子園中継は全てビデオ録りしていたそうな

テレビ観戦で我を忘れて没入出来る奴は、羨ましいと思うのだが、お母さんは大学野球、プロ野球、大リーグへと、その凝り性を狂気っぽく拡げていく

娘はお母さんに野球をするならどこを守りたいかと訊くと、「キャッチャー」と言った。どうして?

「『キャッチャーには全部が見えるのよ。キャッチャーは、その試合の演出家だもの』」

とお母さんは言ったそうな

娘はこの母の答えの直ぐ後に、こう書いている

「ちらっと、演出家の顔が覗いた」

ねっ、厭じゃない?こういう娘

親を越えられないって、こういう事だよ、バカangry

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ところで有吉佐和子は一度結婚して(62)、玉青を産んで(63)、離婚している(64)

お相手は神彰

呼び屋と呼ばれていた時代のプロモーターで、実績見ると殆ど旧ソ連

ドンコサック合唱団招聘(1956)は衝撃的だったらしく、ボリショイバレー団、レニングラード交響楽団、ボリショイサーカス、なんかも戦後日本の文化振興に多大な貢献でしょ

ちなみにアートブレイキーなんか2度も呼んでるし、ソニーロリンズの名前もあった

さて、この神彰さん、離婚後会社倒産の憂き目にあうが居酒屋「北の家族」を立ち上げ復活なさっている

30年以上も前、物凄く昔の話だけど・・・関係ありませんでしたねcoldsweats01

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