角田光代「空中庭園」
角田光代「空中庭園」
ここんところ、アップしているカテゴリーは『読書』ばかりになってるが、先日、「書評、見てるよ」と言われて恥ずかしさの余り、思わす気色ばんで言い訳してしまった
あくまで、自分が読んだ本を記憶しておくためのメモみたいなもんで、読書感想文でもましてや書評ではない・・・と
従って、あらすじを書く必要もないと思っているのですが、「不特定多数への公開」という手段をとっているのだから、未読の人に対してある程度は・・・とも思う
また、「ブログ見てるよ」と言う人に、”このオヤジは、こんな風に考えているよ”と伝えたいなどと思っているのも、不遜と言われれば反論の余地はない
もちろん、拙い文であり、かつ古い思想の残滓を引きずっているポンコツオヤジが漏らす涎のような駄文におつきあいして戴いている事に対しては、正直感謝します
ブログがネット社会の生んだ一つの産物である以上、あと何年も続くものではないのでしょう
ネット社会とはそんなあやふやなものを一杯抱え込んでいるものだと思う
「個人情報」というものを誰が守るべきか分からないような時代に突入してきた今、あえて「公開」に踏み出す怪しさは、いったい何なのだろうか?
「連帯を求めて、孤立を恐れず」
かつて政治的な意味では納得し、社会論的には余り深く考えもしなかったスローガン?とも全く異質な怪しさだ
そりゃ、そうだ
ネット上での「共感」(これも怪しいが)はあっても、階級的な連帯は勝ち取れないわね
さて、「空中庭園」
つまらんことを言ってるオヤジであるが角田さん、これ、チョットつまんない
京橋家4人+おばあちゃん(一家の主人タカぴょんの妻の母)+ミーナ(タカぴょんの愛人の一人)の各自の独白で話が進む
息子のコウに言わしている「逆オートロック」
ウチの中まではオープンで誰でも入れるが、家族のそれぞれが硬い扉をもっている
家族内で何でも秘密無く話し合える、初潮お祝い(これウチやったような気がする)、夢精お祝い・・・
でも各自が扉=秘密を持っている
そんなの当たり前じゃん!!!
どこの家族でも似たり寄ったりだ!
どの独白にも言えるが、同じような文体、指向性、物語全体をみんなが仲良く守っている
ただ群を抜いてるのがおばあちゃんの章の「キルト」
これは面白い、長く生きるって事は面白い!
そして、もう一人加えて欲しかったのは、タカぴょんのもう一人の15年来の愛人・飯島
馬鹿なヒステリー女で終わってしまっているけど、こうゆう女をステレオタイプにして切り捨てるのは簡単だ
ぜひ参加してもらいたかった
多分角田にゃ、書けんだろ
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