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2008年2月

佐木隆三「新撰組事件帖」

佐木隆三「新撰組事件帖」

題名とは違い、ちっとも新撰組のおどろおどろした事件はない

池田屋事件くらいから第二次長州征伐、大政奉還まで

新撰組の事件話というよりも幕末の日本の政治変動についての方が記述が多い

新撰組局長近藤勇の幼なじみ瓦版屋文三郎を狂言回しとして登場させ、近藤との会話のなかに幕府・長州・薩摩を始め目まぐるしくも、複雑怪奇な幕末の一時期を語らせる

いくら近藤と幼なじみで新撰組に出入りしているからといって、瓦版屋が中央政治や、地方政権の人事まで詳しく知っているのはおかしいでしょう

新撰組も幕府内ではある程度の地位にまで辿り着いたとはいえ、在京都殺人集団の長がそんなに中央・公家の素性まで詳しく知っていたのかな

史実に基づいた小説なんだろうから余計に気になる

本としては今一つ、二つ、面白味に欠ける

文三郎が料理屋の女りょうと布団の中で、情事の合間にかわす政治談義も白々しい

話の合間に揉んだだの軟らかいのとあるけど、浮いちゃってるよ

そもそも近藤勇と文三郎が幼馴染みである事で、近藤との会話からこの激動の時代を覗くという設定があるんだから、幼馴染みでしか見いだせない時代の斬り方があっても良いのではないだろうか?

あまたある幕末小説のなかでは中の下・・・

現代物のドキュメンタリーは面白いのにね

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お笑いの一日

久方ぶりのゴルフ

西熱海

距離のないトリッキーコース

普通に打てば何でもないホールが続くが、スコアがまとまらない、前半44

かばかりか後半いきなり、12、十二、Twelve、⑫、3×4・・・ウーン

砲台グリーンのアプローチで7つ位!乗らず、元の位置までこぼれて7回!

考えてみれば、砲台グリーンって久しぶり、しかもグリーン面が見えない

言い訳言えばキリないが、なんと風は春一番

いやはや参りました

行きは海側から、帰りはターンパイク、沿道には雪が残っていた

小田原で鈴廣、いままで素通りだったが、寄ってみてビックリ

地下駐車場から店内は大賑わい

かまぼこがそんなにウレシいか?

バカ共が!とばかり、おのれも籠に入れて会計すると、3400円

ウレシいか?

一昨年だったか、韓国に社員旅行で行っておみやげにキムチを1万円も買わされていた

去年は納豆を5千円も買っている

キムチー納豆ーかまぼこ・・・ウーン、

んで、この次は何だぁ!!

 

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塩ビ溶接

久しぶりに「仕事」の話

塩ビ溶接機を購入

塩ビ配管と塩ビボードを溶接加工

昔勤めていた会社で横で見たことはあるが、実際に作業は初めてである。

(塩ビ管をトーチであぶって曲げ加工するのはよくやります。)

メーカーのサイトには写真入りで分かり易く解説してあったので、思ったより簡単に出来た

「出来た」けど「仕上がり」はまた別もんだね

アクリルの接着にもやってみないと分からないコツがあるけど、熱風の当て方、時間、溶接棒の力の入れ方、角度・・・対象物によって色々とありそうだ

当たり前のようだけど、技術の応用範囲が増えるのはうれしい事だね

噴水は揚程を必要とするポンプを使うケースが多く、圧力も高くなるので低揚程のろ過循環系統などの外は塩ビ溶接どころか塩ビ管は使わない

そもそも役所出しの仕事で塩ビ溶接なんて格好悪くて出来っこない

演出させる噴水では、電磁弁で瞬時に開閉を繰り返すので、ステンレスの溶接も飛ぶこともある

こうしたケース以外で塩ビ溶接を利用するというのも、ありなのかな?

それにしても、ガスには気をつけよう

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篤姫

日曜日、午前中

車で会社に行ったけど、高速も一般道もがら空き

東京マラソンの所為かね

ニュースで走るの見たけど、羨ましい

昨日、久方ぶりにゴルフ練習したが力んでいたのか、心なしかアイアンが力強い(^^)

ビリーのだとしても、これがスコアーに結びつかないんだよね

体重計に乗ったら何と人生最大体重を更新していたから、飛距離は延びるだろうか?^^;

もう食べるの止めるしかない

     

NHK篤姫の庭のつくばい?

茶室の前にあるわけでもなし、5,60㎝くらいの高さから吐出させている

チョロチョロにしてはちと多めの水が石盤に二段落ちしている

毎分3~5㍑くらいかな

当時は近くの川か湧水から高低差を利用した導水なのだろうが、チョット多いのではないだろうか?

家の中庭から排水先は少し距離があるはずだから、余り多いのは考えにくいのではないだろうか?

ちゃんと排水出来なきゃ、庭が水浸しになっちゃうよ

と、毎回気にしている

つまらんオヤジである

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青木玉「小石川の家」

青木玉「小石川の家」

幸田露伴の孫娘、といってももう80に手が届かんというお年

母親である幸田文が離婚して、露伴の住む小石川に10歳の玉を連れてで戻ってからの「苦労話」

露伴がうるさいじいさんだったのは有名。母親の文も、この人並み外れてうるさい親父をダシにいくつも本を書いている

孫は口うるさいじいさんと厳しい母親に育てられた何年間を書いて、芸術選奨文部大臣賞をとった

玉がどういう育てられ方をしたか、露伴や文がどんな暮らしをしていたかは大して興味もないし、面白くもない

私は生まれ育ちが、露伴の生まれた下谷三枚橋横町の近くなのだが、それでも面白くない

ところが終盤、様相は一変する

戦災を苦労してやり過ごした後の昭和22年、露伴が亡くなる「終わり」「”愛”」

そして「3日間」

母・文が病院で息を引き取り、母親のかねてからの希望でもあった小石川の自宅から送りたいと、葬儀の準備、通夜、本葬、焼き場へという話

大げさな修辞のない明瞭な文章

母を送る3日間を淡々と、深い愛情あふれる美しい言葉で・・・

この最終章は泣けます

10歳の玉をちびまる子ちゃん風にして?読んでいたから余計でした

還暦も間近というこのバカオヤジは、ホントに布団の中で泣きながら読みました

多分母親について他にも本がありそうだが、玉がこの少女時代を含めて自分の周りの人達をとても大事に思ってきたのがよくわかる

つまんないこと言うようだが、「女性の品格」という世にもくだらない駄文を読むくらいなら、この一冊をお読みななった方が100倍良い

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しつこくビリーズブートキャンプ

旧バージョンを頑張ってやりました

字幕見ながらだと、なかなか面白い

「オレについてこい」って、今までの人生で一度も言われたこと無かったし、「自分を変えるんだ」とまで言われちゃうと、「えっ!変えちゃうの?」

あまり自分を変えたくないんだけれど、体型は変わりたい

ガキの頃みたいにとは言わないが、もうちょっと、どげんかせんとね

不安だったが結構ついて行けたので、ウレシい

「Elite」にはない腕立て伏せと柔軟があった

ガキの頃体操部だったので腕立て、柔軟はお得意の筈があまりにも出来ないのでビックリ

その他2つばかり覚束ない所があったけど、その内出来るようになるだろう

「Elite」を始めた頃、全く駄目だったのが、今じゃ問題なく最後まで通せる

終了後もしばらくゼイゼイしてたのが、今じゃ直ぐに回復

『継続すれば出来るようになる』という当たり前のように感じていた事が、「矢っ張りどうしても出来ない」という事態になる事が、その内来るんだろう

その時が来るまでは、当たり前のように出来るようになりたい

隊長も言ってたような気がする

「結果が付いてくる!」

ホントかねぇ

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藤田宜永「流砂」

藤田宜永「流砂」

「樹下の想い」「艶紅」「野望のラビリンス」が本棚にあった(多分他にもあるかも?^^;)

何でこんなくだらないの読むんだと、かつて罵られたが反論は出来ない

一時、連城三紀彦を続けて読んで、ほほえましい虚しさだと己をなぐさめても見たが、むなしかった

さて、予告もしたので「流砂」

気持ち悪い人たちが登場する

塩野という主人公からして気持ち悪い

50過ぎの大手新聞社の部長、心筋梗塞で休職中に療養がてら奥能登に旅に出て、旅館の女将の妹志津子と恋仲になる

女将は元芸者だったから、女将とすりゃ良かったとうそぶくと思いきや、女房と離婚する気も無し、旅の恥はかきすてじゃぁあるまいし、「別れ」に意味のない意味をを見いだそうとする

そもそもなんで志津子が良かったんだ?

タバコ、酒を注意してひかえるが、志津子とセックスする時には全くおかまいなし

普段は塩野を気遣う志津子もセックス場面では同様であるのだが、これ変だよ

心筋梗塞患者は、その場面じゃ結構気を遣うと思うよ

当然、腹上死とまでいかなくても不安はよぎる

でも、そんなこと一行も無しでがんばっちゃう

(オヤジ頑張ってるんだから、うるさいこと言うなってか)

志津子に一方的に思いを寄せる沈金師吉武は、無理に志津子に迫り、叶わぬとみるや、あろう事か恋敵の塩野に無理難題を言い出す

「志津子さんを一時、もてあそんだ男を演じて欲しい」

アホか、気持ち悪い

他にも、他人の女房をただ好きだからといって何十年も追いかけ回すストーカーオヤジが登場するに至っては、お笑いである

思うようにならない運命や人生の中であがいている様を言いたいのだとしたら、お粗末極まりない

情事の描写がきたない、不快な読後感であった

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ビリーズ・ブートキャンプ

土日にビリーを真面目にやってる

にもかかわらずデブっている。体重が変わらないのではない。増加している。

土曜日は前日の暴挙の名残もあって、1セット

日曜日は2セット!

ビリーをやってから、風呂に入り、ビール飲んで色々食って、本読みながら寝こけて、またビリーやって・風呂・ビール・飽食・早寝

ビリーのカロリー消費を圧倒的に上回るカロリー摂取なんだから当たり前だ、バカ!

特定少数の批難にもめげず、本日は朝からビールにいってしまった

バカである

現在、昼前なのでビリーには丁度良い時間である

ビリー後のビール付き昼飯が旨いだろう

ところで、小生が保有していたシリーズは、柳の下の3発目の「Elite」、DVD3枚組

同好の士によると、初期シリーズはキツすぎて大人しくしたのが「Elite」なんだそうだ

んで、馬鹿なオヤジはテレビショッピングで最初のシリーズを流しているのを発見するや、電話注文を特定少数に指示

決断力が早い!?

昨日の土曜日、基本編を試してみたが、ハァハァ、き、きつい!

最初の一枚目からして、これは何なんだ!

「Elite」の中ではTwoが最もキツく、バカデブオヤジは2度も軽い肉離れをしたのだが、これと匹敵するくらいだ

だがしかし、ここで怯んでいたのでは、カロリー消費の唯一無二の手段を自ら手放してしまうことになりゃしないか・・・

ビリーの叱咤の字幕スーパーにおすがりして、いざ!

いざ闘わん、いざ、奮い立て、いざ~

他にすることいくらでもあるだろうにね、つくづくバカである

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西木正明「凍れる瞳」「端島の女」

西木正明「凍れる瞳」(しばれる瞳)「端島の女」

88年の直木賞

若い人かと思っていたけど、僕より11も上

帚木蓬生のような真面目な小説

帚木のようにあんなに長くはない、短編

どっちも人の情感が豊かに溢れ、やるせない運命と哀しさが浸みますねぇ

とかなんとか・・・実のところ、何故か無感動に近い状態で読んでしまった

何故かは分かりましぇん

スタルヒンの「凍れる瞳」より「端島の女」の方が面白い

端島は軍艦島と呼ばれた炭坑の島

たまにテレビ放映もあるので見たことあるが、当時としては最先端の鉄筋アパート群、学校はもちろん映画館等もあった「未来都市」みたいな島だった

20050427gunkanjima2

(どこぞから、失敬しました)

先週の日曜日にBookOffで100円の文庫を18冊買ったら、内5冊が家にあった

酒で頭が腐ってる所為で、既読を忘れているんだから、また読めばいいんだと一喝されたが、その所為かも知らん

スランプなんかね

んで、今藤田宜永の甘ったるい恋愛ものに手を出したのでコレはその内に・・・

乙川優三郎「蔓の端々」も途中で投げてるし・・・

スランプかね

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火事

六本木ヒルズに打ち合わせに行った帰り、火事に遭遇Dvc00003_5     

梯子車が実際に動くの初めて見ました

ミッドタウンすくそばの深夜営業のペットショップ屋のビルの2階あたり

このペットショップ

飲んだくれた馬鹿オヤジがお姉ちゃんにせがまれて・・・

絵に描いたような営業方針ですが、いかがですか?

2,3匹・・・

あたしゃ動物嫌いだかんね

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30分以上待ったけど放水なし

大したことないようで、良かったですな

ちなみに消防ノズルもそのまんま、噴水ノズルに応用できるんですよ

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角田光代「空中庭園」

角田光代「空中庭園」

ここんところ、アップしているカテゴリーは『読書』ばかりになってるが、先日、「書評、見てるよ」と言われて恥ずかしさの余り、思わす気色ばんで言い訳してしまった

あくまで、自分が読んだ本を記憶しておくためのメモみたいなもんで、読書感想文でもましてや書評ではない・・・と

従って、あらすじを書く必要もないと思っているのですが、「不特定多数への公開」という手段をとっているのだから、未読の人に対してある程度は・・・とも思う

また、「ブログ見てるよ」と言う人に、”このオヤジは、こんな風に考えているよ”と伝えたいなどと思っているのも、不遜と言われれば反論の余地はない

もちろん、拙い文であり、かつ古い思想の残滓を引きずっているポンコツオヤジが漏らす涎のような駄文におつきあいして戴いている事に対しては、正直感謝します

ブログがネット社会の生んだ一つの産物である以上、あと何年も続くものではないのでしょう

ネット社会とはそんなあやふやなものを一杯抱え込んでいるものだと思う

「個人情報」というものを誰が守るべきか分からないような時代に突入してきた今、あえて「公開」に踏み出す怪しさは、いったい何なのだろうか?

「連帯を求めて、孤立を恐れず」

かつて政治的な意味では納得し、社会論的には余り深く考えもしなかったスローガン?とも全く異質な怪しさだ

そりゃ、そうだ

ネット上での「共感」(これも怪しいが)はあっても、階級的な連帯は勝ち取れないわね

さて、「空中庭園」

つまらんことを言ってるオヤジであるが角田さん、これ、チョットつまんない

京橋家4人+おばあちゃん(一家の主人タカぴょんの妻の母)+ミーナ(タカぴょんの愛人の一人)の各自の独白で話が進む

息子のコウに言わしている「逆オートロック」

ウチの中まではオープンで誰でも入れるが、家族のそれぞれが硬い扉をもっている

家族内で何でも秘密無く話し合える、初潮お祝い(これウチやったような気がする)、夢精お祝い・・・

でも各自が扉=秘密を持っている

そんなの当たり前じゃん!!!

どこの家族でも似たり寄ったりだ!

どの独白にも言えるが、同じような文体、指向性、物語全体をみんなが仲良く守っている

ただ群を抜いてるのがおばあちゃんの章の「キルト」

これは面白い、長く生きるって事は面白い!

そして、もう一人加えて欲しかったのは、タカぴょんのもう一人の15年来の愛人・飯島

馬鹿なヒステリー女で終わってしまっているけど、こうゆう女をステレオタイプにして切り捨てるのは簡単だ

ぜひ参加してもらいたかった

多分角田にゃ、書けんだろ

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浅田次郎「輪違屋糸里」

浅田次郎「輪違屋糸里」

壬生義士伝の後に書かれた同じ新撰組の話

芹沢鴨粛正に向かう中の、女達が主人公になっている

「輪違屋」は今でも文化財として残っている京都島原の置屋。そこに6才で売られてきた糸里という芸妓が題名になっているが、主人公は彼女一人ではない

別の置屋の吉栄、新撰組が壬生に屯所としている郷士八木家の妻おまさ、壬生郷士前川家のお勝、元江戸の莫連女で、お勝の弟の西陣屋の経営再建に成功したお梅

この女達がそろいも揃って強い

どうやら女というものは刀を持たずに斬り合いが出来るらしい」とは、いよいよ芹沢を暗殺するために庭先に潜んでいた原田が沖田にもらした言葉だが、ここに登場する女達は調所で、刀を持たずに男を斬る

そろいも揃って見事な啖呵を男達に向かってきる

莫連女のお梅は江戸っ子だからべらんめいなので納得だが、芹沢暗殺直後、土方に叫んだ糸里の啖呵は圧巻である

芹沢暗殺の手筈は土方が描いているが、卑怯にも女の糸里に眠り薬を酒に入れさせ、寝込んだところを襲撃して、同衾していたお梅ごと殺してしまう

そして口封じに、土方は手助けした糸里、腹には芹沢と共に殺された平山の子がいる吉栄を殺そうとし、刃を突き付ける

ここがおなごの正念場や、もう誰も死なさんと糸里

「わけものうおなごを斬るのはおなごがおとろしいからや。あんたはんはお侍やない。おなごと一緒に田畑を耕してきたお百姓やから、おなごがおとろしうてかなんのやろ」

「あんたらは立派に踏み絵を踏んだおつもりやろけど、ここまでのお始末は会津の殿さんが、おぬしらは侍か百姓かと差し出した踏絵やろ。そしたら、この輪違屋糸里が、あんたらにもう一枚、踏絵を踏ましたる。どや、土方はん。お百姓のままでええのやったら、わてを斬りなはれ。どなたでもかましまへんえ。原田はんでも、沖田はんでも、何どしたら近藤先生をお連れしてでも、おとろしうてかなんおなごを、口封じに叩き斬ればええ。そしたらあんたら新撰組は、晴れて天下のどん百姓や」

幕末の時代が軟便の様に垂れ流した生まれた新撰組

どんなに描かれようともその役割は、屑でありである

歴史の流れは封建的な階級制を崩壊させ、ブルジョア革命の推進と内戦状態に突入する最中。存在そのものがである。

無内容な尽忠報国を叫び暗殺を繰り返す殺人集団に、敢然と女達は説教をする

母親の目で、アホな男を好きになった女の体で、命の尊さを訴える

そしてお梅のように自らを陥れた男に復讐もする

どうして男はこうもバカばっかりなんだろう、というのが始めから終わりまで貫き通されている

読んでいる時は新撰組なんだからしょうがないだろと思っていたが、読了後、己もまた同様のバカであることに気付くに至る(遅い!)

死ななきゃ治らないようだが、いい死に方はしないのであろう

説教してくれる女はなかなかいない、もしいたら大事にね

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