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横山秀夫「臨場」

ここんとこ読んだ本を一緒くたにして

澤田ふじ子「高瀬川女舟歌」

どうしてこの人、面白くないんだろうか?今まで5,6冊しか読んでないけど全然です。

物凄く沢山本出しているけど、他もつまらないのかね

物語途中まで面白そうに読めるケースもあるけど、終盤、結末に至ると・・・

入り込めなくなる、共感もなくなるし、哀しさがむなしく思われ、って言い過ぎかね

藤沢周平「半生の記」

未だ読んでなかった最後の一冊かなと思い、ブックオフ100円

自分でも「自伝とか自分史とかを書きたいとは思わない。」「さいわいなことに人生にはいずれ終わりがあり、数数の悔恨の記録もやがては空無に帰するだろう。せっかくそうゆうありがたい救済にめぐまれているというのに、わざわざ悔い多き生涯を書き残すのは愚かである」とのたまってる。

何をご謙遜を、と言っても詮無いが、「どのような道筋があって私は小説家になったのであろうかということ」は、「歩いてきた道をひととおり振り返ってみなければわからないかもしれない」

そして幼少時代から事細かに記していくのだけど、ここにこそ藤沢周平の驕り高ぶらず、色んな作中の主人公の人生を、慈しんで描ける源泉があるように思える。細かいよぉ、真面目なんだね、ホントに。

藤沢周平「風の果て」上¥514-、下¥471-

六本木・あおい書店で他の文庫と一緒に買ったのだが、なんと既に我が家にあった。読んだ筈だよねって思いながら買った。買いたかったんだね。家帰って、ぱらぱらと捲ってみたら、矢っ張り、読んだよね。なんでもNHKでやってるんだって。

テレビ見たくない。原作と違う事に腹立てる訳じゃなくて、本読んだ感想、感慨を大事にしたいから。

先日たけし主演でやってた松本清張の「点と線」もそう。

ガキの頃、オヤジの持ってた本で読んだ。時刻表と日本地図を頭に思い描きながら、必死に読んだ記憶が鮮明にある。後年、学生時代に読んだ「日本の黒い霧」が推理小説に思えてしまうくらい、謎解きが鮮烈であった。

やっぱり、テレビじゃつまんない。「半落ち」なんか予告編見ただけで、見る気も起きないよ。

で、横山秀夫「臨場」 ¥590-

職業は許せないけど、クライシス倉石。これ、テレビか映画になんないの?見るね、悪いけど・・・

「影の季節」も「動機」も「半落ち」もその他みんな面白いけど、「出口のない海」だぜ。

小川洋子「密やかな結晶」 ¥686-

島国、身の回りのものが次第に「消滅」、そして秘密警察

結構好きな倉橋由美子的な政治的抽象物語かと思いきや、小川洋子得意の奇妙な空間演出。地下室の中でR氏と、「わたし」が書いた作中小説では、彼氏に時計台の中に閉じこめられ色々されちゃう。「密室」は弱いのよ、ボク。パニック障害なもんで。

後ろの解説で、「薬指の標本」同様、「男の呪縛を自らすすんで受け入れていく」事に触れているが、きわどさが性的に拡張しないのは小川洋子の「宗教性」故だからではないよね・・・誤解や指弾を恐れず言えば「鬱っぽい性」故・・・

ブログ書き始めて小川洋子再三の登場ですが、「宗教臭」させて欲しくないね

いずれそれは出てくるんだろうけど、お楽しみだね

Dsc00814

ついでに山田詠美編「せつない話」

山田詠美の分だけつまんない

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