車谷長吉「漂流物」
車谷長吉「漂流物」
異質な風なおっさんの風変わりな小説、私小説
「反時代的毒虫」とは自らの命名だそうだが,あざとかろうがなんだろうが,そうなんでしょう。
怖いおっさんです
入札にこんなおっさんが出張ってきたら,ビビるね
こちら側の陣営であっても,落ち着かないね
いつかは,向こう側に行かないまでも,どこかヒヤリとした冷気と緊迫感が襲ってきそうで,嫌だね
なんかあったら蛇出すしかないな(ヘビが嫌いらしい)
文庫本に収録の「抜髪」が面白い
母親が小説家の息子に説教を垂れる
大阪弁で延々と喋りまくる
「腐れ金玉が。」とまで息子に対して口走る
「義理とお義理。情けとお情け。付き合いとお付き合い。このおが付くか付かへんかの違いが、分かるか。」
読んでて、思わず「ほぉー」っと感嘆するよ
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